ドローンはじめて体験記

少し前のことになるのですが、ドローン体験会に参加してきました。
全くの素人でも飛ばせるのか?全くやったことがないことにチャレンジするのはワクワクします。

うさぎ

ドローンにこれから参入するのは遅くない?

かえる

そう?まだまだ需要ありそうじゃない?
動画業界も活況だし。

この記事はこんな方におすすめ

  • Youtubeなどで空撮をしている画像が多く、個人でも手を出せるものなのか知りたい
  • 農業用ドローンの需要があるなら仕事として成り立つかも、と考えている
  • ドローンは全くわからないけどなんとなく興味がある
目次

体験会に参加

担当の方がにこやかに出迎えてくださり、もう一組別の体験希望者の方と説明会場の部屋に通されました。
そこではまず一時間程度、ドローン業界の現状やこれから必要となる免許などを丁寧に説明いただきました。

  • ドローン業界はまだまだ過渡期で法整備もやっと始まってきたところであること
  • 大手の産業系の組織の方々も研修として学び始めていること
  • 今からマスターしてこれから十分活躍の可能性があること
  • 事業として空撮に取り組むなら動画編集もマスターすると受注しやすいこと

お話を聞いていて期待に胸が高まる中、個人的に心配なことがありました。
それは、乗り物酔いが激しいこと。
ゲームなどでも画面が激しく動く映像に弱い人間なので、果たして操縦して問題ないのかが気になります。
操縦して具合が悪くなったら嫌だな…などと心配していました。

いざ、操縦

説明を十分に受けた後、屋内の広い体験会場に移動します。

まずヘルメットを装着します。
次にハーネスのようなものを首から掛け、コントローラーをナスカンでセットします。
コントローラーにはipadが装着してありカメラの映像を見ることができるようになっています。
すでにずっしりと重く、落としたら破損してしまう可能性もあるので、なるほどハーネスは必要です。

セッティングの後、いよいよ実機を飛ばす体験です。
ドローンの操作方法には「モード1」と「モード2」の2種類があり、操作が直感的にできるのがモード2の方だそう。
ただ日本国内での操作方法の主流は今のところモード1とのことで、今回はモード1で体験しました。

プロペラを回転させると、まず音の大きさに驚きます。
そして周囲のゴミやほこりは一斉にきれいになりそうな風圧。
ドローンの低空飛行で掃き掃除代わりになるかもしれません。

インストラクターさんの指示に沿って、右に進んでホバリングさせたり回転させたり。
自分が前を向いている方向へ前進させるときは前後左右が感覚的にわかるのですが、問題は
横移動や自分の方へ前進させる移動の時です。

ドローンから見ての前後左右の移動なので、自分の意識をドローンに憑依させる必要があります。
これがなかなか難しく感じました。
カーナビで北上の表示の状態で運転しているような感じ。

ただし、一般的な空撮で使用するドローンは様々な自動制御機能が働いているので
よほどの操縦下手でなければ慣れて飛ばせるようになりそうです。
(後述のトイドローンを操縦してそう思いました)

乗り物酔いはしなかった!

ところで心配していた乗り物酔いは全く無かったです。
操作に集中していてそれどころではなかったのが本音ですが。
なので長く画面をにらめっこして操縦するようになればまた違うのかもしれません。

農業用ドローン

会場の隅に置いてあったひときわ大きいドローンを気にしていると
農業用ドローンであることを教えて下さいました。
夏場にカンカン照りの中、3人がかりで飛ばして農薬や除草剤を散布するのに使用するとのこと。

私は正直、これを見るまで
「茨城は田畑が多いから農業用ドローンで農薬散布の仕事を請け負う事業はありなのでは?」などと
甘い夢を見ていました。一度もドローン飛ばしたことないのに…。

しかしどうでしょう。あまりにも大きい!
体験用ドローンでも音やプロペラに恐怖を感じたのに、これはその比ではありません。
間違って人やものを巻き込んだら大変なことになりそう…と感じたのはあたっていて
指にあたったら飛ばされる、止めようと掴んでも大人が引きずられる、など怖い話をしてくれました。

プロペラむき出しの農業用ドローン。後ろが体験で飛ばしたドローン。

インストラクターの皆さんは実際に農業ドローンでのお仕事もされていて
こんなプロが大変な思いをしているのに、自分で制御できないものを扱うべきではないーーー。
私の農業事業へのドローン参画(妄想)はあっけなく消えました。

体験後に現在は中国メーカーのDJIがほぼ一強であることや、それでもアメリカ勢も伸びてきていること(しかし高額)など
プレイヤーとしての率直なお話を聞けてとても満足でした。

ドローンは趣味としてもお仕事としてもこれからどんどんフィールドが広がる可能性を秘めていると感じました。
気になっている人は一度体験会などでぜひ触ってみてください。

後日談:トイドローン買いました

べるん

空撮用ドローンを操ってみたいけど、操縦がまともにできない状況で手に入れても仕方ない

そう考えた私は、まず操縦の練習になれば、とトイドローンを購入しました。

電池もバッテリーもすぐなくなります

これが8000円程度で買えるなんてすごいことですが、操作感は体験会のドローンと比べてだいぶ違います。
とにかく制御が効かない。ホバリングさせるのにも技術が必要です。
トイドローンて難しいんですね…練習には逆に良いのかもしれませんね。
カメラも一応付いているので、室内で空撮練習になる気もします。
お家のワンちゃんを空撮するつもりが、未知の飛行物体の音と風に怯えまくり気の毒になったので中止しました。
そして、屋外(庭)でも一度とばしてみたのですが、微風でも煽られてしまいました。
テクニックを磨けば、風のない日に数分飛ばすことはできそうです。

安価に高性能なドローンが手に入る時代なので、まずは一度やってみることをおすすめします。
ちなみに私は空撮を諦めていません!どこかのタイミングで空撮挑戦して素敵な風景を撮りたいです!

まとめ

  • ドローンはこれから参入しても遅くないし、むしろ世界が広がりそう
  • 事業として考えるなら撮影と併せて動画編集もマスターするのが吉
  • 農業ドローンは甘くない。体力や技術に自信がある人におすすめ

今回お世話になったドローンビジネスラボラトリー様(茨城県下妻市)

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