フリーのクリエイターがブログを持つ7つのメリット

フリーランスで活動を始めたクリエイターさんは、私がいまさら書くまでもなくブログを持っている方は多いでしょう。
ブログを自分の事業のメディアとして稼働させれば良いことがたくさんあるのでひとつづつ挙げてみます。

目次

メリット① 求められるWebサイトスキル感がわかる

のっけから「何を言っているんだ?」と思われたかもしれません。

うさぎ

Webデザイナーだったら、求められるWebサイトのスキル感がわかるって当たり前でしょ?

一般的に「Webデザイナー」=「ホームページを作るスキルは持っている」イメージですよね。
その通りなんですけど、企業の中でWebに携わってきた人たちって、持っているスキルもやってきたことも
ほんっとうにマチマチ、千差万別なんです。
つまり事業者さんが考える「ちょうどよいホームページ」のイメージと大きく乖離している場合もあるということ。
作る方に専念している人が事業主になった場合、スキルは十分でも相場感が世間とずれていることもあります。

依頼する側としてはそんなに更新する予定はないのに、猫も杓子もとりあえずWordPressテーマで構築したり。

かえる

更新する予定はないし、早く綺麗にできるならそれがいいな。
他社はWordPressで30万円って見積もりだったよ

べるん

ペライチやWixとか、ノーコードツールで作るほうが早いし、必要十分だよなぁ


システム的にかなり難しいものを求めているのに「予算10万円で!」だったり。

かえる

会員機能でページをそれぞれ出し分けて、
決済機能はアレとコレとソレと…
他社は10万円でやってくれるって言ってました!

べるん

全部やったらゼロが一桁足りないくらい…

そういったすれ違いをなくして、依頼者さんがどのレベルのものを求めているのかを知るには
まず自分でブログサイトを制作して運営することはマストだと思います。

ブログサイトを作ることで

・オリジナルテーマを準備するよりもスピード感だ!
・プラグインで簡単に仕上げられるな
・SEO対策はやっぱりやっておこう

などなど、事業者目線を持てるようになります。
これはいままでテクニカルな方面で頑張ってきた人ほど効果があるように思います。

メリット② 言語化する力がつく

言語化する力って最近本当によく耳にします。
デザインは必ず言語化して説明できなければならない、とか。

黙々と打ち込んできた職人タイプのクリエイターさんは言語化よりも作品を見て!って言いたくなるかもしれませんが
やはり言語化して納得していただくことが、後々依頼主さんの満足感にも大きく影響します。
言葉が足りなかったり、言っていることが難しくてよくわからないけど聞きにくい…みたいなときって
ちょっともやもやが残りますもんね。

言語化することは、自分の事業や自分自身を守ることにもつながります。
お互いの納得感を引き出して気持ちよくお仕事をできるようにするため、文章を書いて言語化する力をつけることに
ブログ運営は役立つでしょう。

メリット③ ライティング能力が高まる

上の②とも若干重複しますが、ブログ運営はライティング能力を高めることもできます。
言語化したら、それを文章に起こして人に伝える練習になります。
Webサイトを作ったことが一度でもある人ならこの能力がいかに重宝するかわかると思います。


それはWebサイトの要・コンテンツ制作においてです。
なんならWebサイトのデザインやコーディングスキルよりも大切ではないでしょうか。
人はコンテンツ、つまり情報を求めてサイトに訪問します。そこで魅力的なコピーやボディのテキストで
人を動かす能力があったとしたら、フリーランスとして仕事が途切れることはないでしょう。

私は個人的にはデザインスキルやコーディングスキルよりも、ライティングスキル・コンテンツ企画の能力のある人が
生き残っていくだろうと考えています。
デザインもコーディングもAIが良い感じに最適化して作ってくれる未来はすぐそこにあると感じるので。


人をハッとさせたり、喜ばせたりするクリエイターになるために
自分はどこのスキルを伸ばせるのかと考えた時、私自身はライティングスキルかなと思っています。

メリット④ 事業の宣伝部長として働いてくれる

「ブログはあなたの事業の宣伝部長」なんて古ーーーいコピーにありそうなことを見出しにしてしまいましたが
実際、人となりを知るのにはあって損することはないでしょう。

今はSNSの運用もありますが、ふと考えを書き連ねるにはスペースが足りません。
そこで長いテキストでどこかに考えを表明したいところですが、その場合は
noteに書く方がだいぶ多くなりましたね。
SNSへリンクさせたり販売して収益化といったことも簡単にできます。

noteのような企業が運営するプラットフォームに書く場合ネックになるのは
サービス終了が企業の手に委ねられていることでしょう。
そしてnoteの場合はブログデータのエクスポート機能が今現在は存在しない模様です。
仕様上難しいってことはないでしょうから外部サービスへの移行を阻止したい理由でしょうか。

自分のブログを宣伝部長にするには、クリエイターならば
「こういうテイストで作れます」がすぐに伝えるためにも
どんな考え方をする人物なのかを知ってもらうためにも
オリジナルのデザインをイチから作って立ち上げるのがおすすめです。

メリット⑤ ストーリーや考えが伝わる

こちらも④と似ている部分がありますが、
クリエイターに仕事を依頼する時、人となりがわかるというのは重要だと感じます。

自分が依頼する側だとしたら、いくらこれまで手掛けたものが好きだったとしても
コミュニケーションコストがやたらとかかる方に頼むのは気が引けます。
疲れちゃいますしね。

なのでブログには、お仕事のことももちろん載っていると安心ですが、それ以上に
何を考えてどう感じている人なのか、
お仕事に対する情熱度合いはどの程度なのか、
今のプロジェクトにどんなストーリーが生まれているのか、などが見えると安心だと思います。

取り繕ってもしかたがありませんから、いつもどおり仕事に取り組む姿勢を載せれば
きっと誰かの目にとまる…と信じてこれから書いていきます。

メリット⑥ 良いお客様に恵まれる

⑤でストーリーや考えが伝わると何が起こるでしょうか。
「自分のあり方や考え方に合う人がお客様としてやってくる」です。

せっかくの個人事業主としての活動ですから、お客様も自分も良い気持ちで楽しく仕事をしたい。
殆どの事業者の方はそう思っているはず。
そういう人を引き寄せるためには自分のあり方を知ってもらうことがやはりとても大事です。

自分が良い気持ちで仕事を続けていくことにブログ運営は役に立ってくれると思ったら
多少億劫に感じる日があってもやはり続けていきたいです。

メリット⑦ 経費にできる

最後にこれかよ!と言われるのを覚悟で。
ブログに書くためのあれこれは経費として申告できます。
食べ歩きも旅行も、ブログに書いて人となりを知ってもらいつつ
事業にプラスになるのならとっても嬉しいですよね。


せっかく事業主になったのだから楽しく取り組まなければ仕方ない、っていつも思いながらお仕事しています。
自分の思いや取り組みを発信しながら事業もブログも軌道に乗せていきましょう!

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